Blender入門#7:パイメニューを使う

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket

前回出てきたパイメニュー(Pie Menu)について説明します。パイメニューとは、3Dビュー上に円形のメニューを表示させて操作性を向上させるものです(慣れの話なので、そう思わない人もいるかも)。形が食べ物のパイを切り分けた形に似ていることからパイメニューと名付けられています。他のCGソフトでも出てくる形のメニューです。

視野方向を切り替えるメニューも用意されているので、テンキーがないときにパイメニューで代用するという使い方もできます。

パイメニュー

 

Blenderではパイメニューの機能はアドオンのひとつとして提供されており、デフォルトではオフになっています(2.73時点)。そのため、パイメニューを使いたい場合は、アドオンを有効にする必要があります。

 

(1) パイメニューアドオンを有効にする方法

「Ctrl」+「Alt」+「U」キーを押してユーザー設定画面を表示させます(なお、このサイトではショートカットキーは大文字標記していますが、大文字ではありません。いちおう補足)。「アドオン(Addon)」ボタンを押し、左上にある検索ボックスに「pie」と入力します。すると、アドオン・リストに「pie」の付くアドオン名のものが全て表示されます。表示されたリストの中から「User Interface:Pie Menus Official」の右端にあるチェックボックスにチェックを入れることで有効になります。なお、下図は私のBlenderの画面なので、オフィシャルのパイメニュー以外のPie Menuも表示されています。通常、これらはアドオンをインストールしない限り表示されません。

 

アドオン有効化

 

 

(2) 使い方

パイメニューはパイメニューが設定されているショートカットキーを押したときに、3Dビュー上にパイメニューを表示します。表示されたメニューから選択した項目が実行されます。ショートカットキーを押したと同時にメニューのうち選択する項目の方向に素早くマウスを動かすだけで、その選択項目を選択することができます。

パイメニューが設定されたショートカットキーを知るには、「ユーザー設定」画面の「入力」ボタンを押し、右上の検索ボックスで”pie”と入力すれば、設定されているパイメニューのショートカットキーのリストが表示されます。下図の青色で囲んだ部分の上の方はショートカットキーを表示しています。その機能は更に下の青色の枠で囲んだ部分で分かります。図はsnap=スナップ機能のメニューを「Shift」+「Ctrl」+「Tab」キーで表示することを意味しています。機能名称が分かりにくいかもしれませんので、以下にパイメニューのショートカットキーを挙げておきます。

パイメニューのショートカットキー

 

  • スナップメニュー ・・・ 「Shift」+「Ctrl」+「Tab」キー
    スナップメニュー
  • ピボットメニュー・・・「. 」(テンキーのではない)
    ピボットメニュー
  • マニピュレータメニュー・・・「Ctrl」+「スペース」キー
    マニピュレータメニュー
  • 視野メニュー・・・「Q」キー
    視野メニュー
  • シェーディングメニュー・・・「Z」キー
    シェーディングメニュー
  • モードメニュー・・・「Tab」キー
    モードメニュー

 

以上が、オフィシャルなパイメニューの説明でしたが、他にも個人で作ったものがいくつか出回っています。私は、Wazou’s Pie Menuを使っています(今のところ)。Wazou’s Pie Menuはもっといろいろな項目に対しパイメニューが用意されていますが、公式のパイメニューとは違うメニューレイアウトになっています。詳細はこちらの記事を参照してください。

なお、パイメニューは必須ではありません。使わなくてもOKです。また、上記のショートカットキーの部分に書いたように、「Tab」キーにもパイメニューが付けられています。このため、ダイレクトにオブジェクトモードと編集モードの切り替えに使えなくなるのを嫌がる人も多いです。なので、使わなくてもいいし、特定のキーだけパイメニューにしないようにするのでも構いません。特定のショートカットキーのみPie Menu無効にする方法は、ユーザー設定画面で以下のチェックボックスをオフにします。

無効の仕方

 

なお、このBlender入門はパイメニューは使わない状態で説明していきます。

 

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。