このサイトではBlenderやMaxwell Renderの使い方を初めての方でも分かり易いように解説したチュートリアルと藤堂+の作品やCGに関連した参考書、Webサイト、CG(VFX)を使った動画を紹介しています。
後でレンダリングしたものを合成したいときや、レンダリングした後に一部の色を変更したいときなど効率的に作業するにはパス毎にレンダリングするのが一番です。パスはMaxwellではChannelといいます。 Maxwell RenderではDiffuse、Reflection、Alpha、Z-buffer、Shadow、Material ID、Object ID、Motion Vector、Roughness、FresnelといったChannelに分解してレンダリングできます。では前の章のシーンを使って解説します。Render OptionsパネルのChannelsにおいて、出力したいChannelを選択します。デフォルトではDiffuse+Reflectionのみです。では、Alpha以下のものを全てオンにします。Z-bufferの右にあるのはカメラの視線方向でどの範囲をZ-bufferとして出力するか設定するもので、左の数値は手前側の始点、ら右の数値は終点になります。ここでは0~30mを設定します。
これをレンダリングします。すると、画面にはDiffuse+ReflectionのChannelがまず表示されます。他のChannelを表示するには画面上の左横に表示されるアイコンにより切り替えます。