書籍紹介: Blender 2.7マスターブック(スカルプト&シミュレーション編)

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Blender 2.7 マスターブック タイトル

 

新しいBlenderマスターブックを出版することになりました(本日5/10時点で出版社のサイトに新刊として載っていないのですが、許可を得ているので先行して公表です)。 今回は、前著書のBlender 2.6マスターブックでは書くことが出来なかったBlenderの機能を取り上げた内容になっています(ただし、トラッキング関連は載せられなかった)。前回書いた範囲を含めると1000ページを超えるので書いていません。2.74になったからと言って、ワークフローに大きな差はないですし、主な差分の説明は書いています。

出版に当たり、紹介ビデオを作成しました(これもBlenderで作ってます)。

 

主な事項は以下の通り。

  • 2015/5/22発売予定(*)
  • 472ページ
  • フルカラー
  • DVD添付(Blendファイル、テクスチャ、その他データファイル収録)
  • 4,800円(税込 5,184円)
  • 出版社 カットシステム
  • 執筆時のBlenderのバージョン2.74

(*)Amazonでの予約販売はしないとのこと。なんでも町の書店と平等にするという出版社のポリシーらしい。なんか、前回のときのように発売当初は都内の大きな書店で買うか、出版社の直販が早いのかもしれない?その後、Amazonとかその他の書店で?(この辺はどうなるか分からないです)

出版社からの直販でご購入される方は以下の案内をご参照ください。

カットシステム社直販案内はこちら

Amazonからご購入の方は以下のリンクから(品切れのときは出版社直販をご利用ください)。

(重要)

付録DVDで不具合がありました。外付けドライブを接続しているMacで付録のDVDがマウントできないとのこと。もし、該当する場合はDVDを交換してくれるそうです。以下の出版社のページをご参照ください。なお、新しく発送する分の本には焼き直して不具合を解消したものが添付されるとのことです。

付録DVDに関するお知らせ

 

本の中身のサンプルは下図の通りです。

まずは前半のチュートリアル部分。基本は制作を通して、Blenderの機能の設定手順、設定するプロパティの意味を解説しています。機能によっては最初に基本的な使い方をマスターした方が良いものがあるので、そのような機能については、いきなり何かを作るチュートリアルを始めるのではなく、使い方の講義をしている感じのチュートリアルを最初に掲載して、その後に制作のチュートリアルを載せるようにしています。

Blenderマスターブック・サンプル

Blenderマスターブック・サンプル

 

そして、後半のまとめでは、チュートリアルで使った機能のみならず、使わなかった機能も含めて、機能の説明や使い方の手順、使用するパネルとそのプロパティの解説をしています。つまり、Blender公式マニュアル代わりのリファレンスとして使うこともできます(前著書と同じように全部書きました)。また、マニュアルでは分かりにくいような部分も、私の経験からこうした方が良いといったことも出来るだけ書くようにしました。

Blenderマスターブック・サンプル2

Blenderマスターブック・サンプル2

目次構成は以下のようになってます。本書は前著書のBlender 2.6マスターブックの続きに位置しており、書いているのはバージョン2.74対応なので、第1章では前回からのバージョン2.74までに追加された新機能や改善機能のうち、制作で使用することが多いと思われるものをピックアップして解説しています。

1 バージョン2.74までの主な変更
1.1 ユーザーインタフェースの変更
1.2 モデリング関連の変更
1.3 アニメーション関連の変更
1.4 Cyclesエンジン関連の変更
1.5 Freestyle関連の変更
1.6 レンダリング関連の変更

2 スカルプトをマスターする
2.1 スカルプトによるモデリング
2.1.1 スカルプトの基本
2.1.2 クリーチャーを制作する
2.2 スカルプトのまとめ
2.2.1 スカルプトブラシの設定
2.2.2 模様のついたブラシを使用する
2.2.3 変形の反映方法を設定する
2.2.4 ダイナミック・トポロジー機能
2.2.5 スカルプト作業で使える便利機能
2.2.6 その他のプロパティ

3 リトポロジーをマスターする
3.1 リトポロジーの基礎
3.1.1 リトポロジー作業
3.1.2 テクスチャにベイクする
3.1.3 ノーマルマップの適用
3.2 効率的なリトポロジー作業
3.3 リトポロジのまとめ
3.3.1 ローポリモデル制作時に使用する機能
3.3.2 テクスチャ制作時に使用する機能

4 テクスチャ・ペイントをマスターする
4.1 テクスチャ・ペイントの基礎
4.2 ペインティング・テクニック
4.2.1 マップ別ペインティング方法
4.2.2 プロジェクション・ペイント
4.3 テクスチャ・ペイントの実践テクニック
4.4 まとめ
4.4.1 ペイントブラシの設定
4.4.2 カラーパレット
4.4.3 作業のためのブラシ表示設定
4.4.4 ペイントスロットについて
4.4.5 外部ソフトとの連携ペイント
4.4.6 UV/画像エディターのテクスチャペイント

5 ヘアー機能をマスターする
5.1 ヘアーセッティング
5.1.1 ヘアー設定の基礎
5.1.2 ヘアースタイリング
5.2 複製ツールとしての使い方
5.3 ヘアー機能のまとめ
5.3.1 ヘアーの基本設定
5.3.2 マテリアル設定とレンダリング設定
5.3.3 Cyclesによるヘアー設定
5.3.4 ヘアーの増毛・くせ毛設定
5.3.5 ヘアーの生え方を制御する
5.3.6 ヘアー・スタイリング
5.3.7 ヘアーダイナミクス
5.3.8 オブジェクトの複製

6 パーティクルをマスターする
6.1 パーティクルを使ったアニメーション制作
6.2 流体パーティクルを使ったアニメーション制作
6.3 パーティクルのまとめ
6.3.1 パーティクルの発生に関する設定する
6.3.2 パーティクルの表示に関する設定をする
6.3.2.1 3Dビュー上での表示を設定
6.3.2.2 レンダリングしたときの表示を設定
6.3.2.3 パーティクルコピー・モディファイアーによる表示の制御
6.3.3 パーティクルの振る舞いを制御する
6.3.4 Cyclesでのパーティクル情報の利用

7 煙シミュレーションマスターする
7.1 ミサイル発射アニメーションの制作
7.2 煙シミュレーションのまとめ
7.2.1 煙シミュレーションの基本フロー
7.2.2 煙の発生源の設定
7.2.3 オブジェクト内の発生箇所を指定する
7.2.4 煙の発生領域の設定
7.2.5 燃焼状態を調整する
7.2.6 煙シミュレーション計算の最適化
7.2.7 詳細な模様の煙を作る
7.2.8 煙の発生と衝突のグループ化
7.2.9 キャッシュとベイク
7.2.10 煙との衝突を設定する
7.2.11 煙のマテリアル設定
7.2.12 煙のテクスチャ設定
7.2.13 Cyclesを使うときの設定方法

8 剛体シミュレーションをマスターする
8.1 剛体ブロック・シミュレーションの制作
8.1.1 基本的な剛体シミュレーションの実行
8.1.2 剛体同士のコンストレイントによる複雑系の設定
8.2 剛体シミュレーションのまとめ
8.2.1 剛体シミュレーションの基本設定
8.2.2 衝突判定の設定
8.2.3 アクティブな剛体の動きの調整
8.2.4 剛体同士の連結動作を使う方法
8.2.5 剛体シミュレーション計算の調整
8.2.6 剛体シミュレーションの実行時間とベイク
8.2.7 剛体シミュレーションの便利ツール

9 ソフトボディシミュレーションをマスターする
9.1 キャラクターへのソフトボディの適用
9.2 ソフトボディのまとめ
9.2.1 ソフトボディ・オブジェクトの物性の設定する
9.2.2 ソフトボディで揺れる部分を設定する
9.2.3 ソフトボディによる動きをより細かく制御する
9.2.4 ソフトボディにおけるコリジョン
9.2.5 シミュレーション精度を調整する

10 クロスシミュレーションをマスターする
10.1 洋服を縫合してクロスシミューションを制作する
10.1.1 スカートを作る
10.1.2 シャツを作る
10.2 クロスシミュレーションのまとめ
10.2.1 クロスの材質を設定する
10.2.2 クロスシミュレーション結果を保存する
10.2.3 衝突判定を設定する
10.2.4 クロスの剛性・曲げを微調整する
10.2.5 クロスを縫合する
10.2.6 クロスに及ぼす外力の影響

11 流体シミュレーションをマスターする
11.1 水路オブジェの制作
11.1.1 流体シミュレーションに必要なパーツの配置
11.1.2 流体シミュレーションの調整と動画の制作
11.2 流体シミュレーションのまとめ
11.2.1 基本的な設定作業と注意点
11.2.2 シミュレーション領域と流体の設定
11.2.3 流体シミュレーション内の各タイプ

12 群れのシミュレーションをマスターする
12.1 ボイド機能を使う
12.1.1 ボイド機能の基本
12.1.2 戦闘シーンの制作
12.2 ボイド機能のまとめ
12.2.1 群れのタイプを設定する
12.2.2 群れの振る舞いを設定する

13 ダイナミックペイントをマスターする
13.1 ダイナミックペイントによる効果を使う
13.1.1 ダイナミックペイントでペイントする
13.1.2 ダイナミックペイントで変形させる
13.1.3 ダイナミックペイントで制御する
13.2 ダイナミックペイントのまとめ
13.2.1 ペイントされる側の設定(キャンバスの設定)
13.2.2 ペイントされる側の設定(ペイントの出力設定)
13.2.3 ペイントする側の設定

 

今回も盛り込めるものは全て盛り込んだ内容になっています。それに、スカルプト関連や新しいテクスチャペイント機能とヘアー機能、バージョン2.6以降のシミュレーション関連の変更を取り込んで書いた書籍は今のところ他にないので、自信を持ってお勧めします。

この本と前著書の両方で、Blenderのほぼ8(?)~9割の機能をカバーした解説書となっていると思っています。

よろしければ、買ってやってくださいませ。

 

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6 thoughts on “書籍紹介: Blender 2.7マスターブック(スカルプト&シミュレーション編)

  • 2015年5月11日 at 12:56 PM
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    機能を100%紹介した本は無いのですか?

    Reply
    • 2015年5月12日 at 3:48 AM
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      ないです。

      ”紹介”ならば、公式サイトのfeatureを見ればよいですが、”説明した本”となると、1000ページを優に超えます。超えない本は説明が省略しすぎになります。

      Reply
  • 2015年5月21日 at 7:20 PM
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    ど素人なのですが
    これより先に2.6の方も買っといたほうがいいですかね?

    Reply
    • 2015年5月22日 at 3:31 AM
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      買っておいた方がいいですよw

      Reply
  • 2015年5月23日 at 11:12 AM
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    アニメーションでいろんなエフェクトをBlenderで再現するような切り口の本もご執筆頂けると有難いです。3Dモデルは動かしてナンボの世界だと思っておりますので。

    Reply
    • 2015年5月24日 at 4:27 AM
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      そうですねー
      エフェクト系も書いてみてもいいかもしれませんね。
      考えておきます。

      Reply

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